「おやこ寄席 ライブ」
http://www.app-beya.com/oyako/index.html
おやこ寄席とは?(エーピーピーカンパニーホームページより抜粋)
子どもに落語?と不思議に思う方も多くいらっしゃるかもしれません。でも、本当に、子どもは落語が大好きなのです。ただし、どんな落語でもいいというわけではありません。やはり、子どものために工夫された構成と演じ方が必要です。
文我さんは、長期にわたってこども落語を上演しながら、一番よく伝わる方法を、編み出してきました。
子どもたちに落語を薦める理由はたくさんあります。まず、集中力がつきます。勿論、想像力も強くなります。ユーモアのセンスも身につきますし、大らかな心を育むこともできます。
落語のなかには、多少のことは笑い飛ばす強さ、明るさ、そして、ものごとのいい面を捉えるプラス思考の手本が、本当にたくさん出てくるのです。
日本の文化習慣を縦糸に、日々繰り返される庶民の営みを横糸にして、三百年かけて織り上げられたのが落語です。その中には人間の知恵や愛情、楽天性や包容力など、素晴らしいエッセンスが数限りなく織り込まれています。私たちの祖先が残してくれた色鮮やかな織物を
子どもたちと一緒に、楽しんでみて下さい。
東 菜奈
1巻 |
|
![]() |
まんじゅうこわい(饅頭こわい) まんじゅうをこわがる人がいるんですって。でも、この人は、もっとこわいものがあるようです。 大安売り あまり強くない、おすもうさん。名前は「大安売り」といいます。どうして、そんな名前になったのかな? だいみゃく(代脈) お医者さんのたまごが、病気のむすめさんを、はりきっておみまいに。でも、どこかトンチンカン… |
2巻 |
|
![]() |
たぬきのサイコロ(狸の賽) たぬきが、サイコロに化けて大かつやく。人間と生き物は、むかしからなかよしだったのです。 ろくろっくび(ろくろっ首) 「ろくろっくび」を知っていますか?夜になると、首がスゥーッとのびるんだって。あぁ、こわい! とまがしま(苫が島) かいじゅうのいる島があったら、行ってみたい。でも、かいじゅうにおそわれたらどうしよう。だれか助けてくれるかな。 |
3巻 |
|
![]() |
どうぐ屋(道具屋) ひろってきたノコギリ、穴があいた花びん、くびのぬけるおひなさま…こんな品物が売れるでしょうか。 しし買い(猪買い) いのししの肉は、とてもおいしいですよ。味噌でたいて食べると体がホコホコとあたたまります。 んまわし(ん回し) 「しりとり」は楽しいですね。でも、もっと面白いことば遊びもあるんです。みんなも、やってみたら? |
4巻 |
|
![]() |
てんぐの酒もり(天狗の酒盛り) てんぐは、絵で見ると、顔が真っ赤で、鼻がグゥーンと高いです。むかし、山に住んでいたというけど、本当かな? たいらばやし(平林) 漢字をたくさん知っていると便利ですよ。「たいらばやし」は「平林」と書きますが、いろんな読み方があります。 時うどん 落語家は、口になにも入れていないのに、うどんを食べているような音を出します。わぁ、おいしそう! |
5巻 |
|
![]() |
サギとり(鷺取り) 鳥をたくさんつかまえて、売ろうとした人がいました。アイデアは、とてもおもしろかったのですが… おやこ酒(親子酒) 子どもは、お酒を飲んではいけません。大人も、お酒を飲みすぎてはいけません。 どうぎり(胴斬り) おさむらいが、刀でズバーッと…さあ、どうなったのでしょうか。信じられないことがおこりました! |
6巻 |
|
![]() |
つる つるは千年、かめは万年といわれ、おめでたいものとして大事にされています。くびの長い鳥がなぜ「つる」と呼ばれるようになったかでしょうか。 はつてんじん(初天神) 天神さまのお祭りは、たくさんお店が並んで、にぎやかで楽しいですね。大人も子どもも、みんなでお参りに行きます。1月25日の初天神、さあ、なにがおこるのでしょうか? えんようはく(延陽伯) 自己紹介(じこしょうかい)するとき、みなさんはなんと言いますか?このお話には、むかしのあいさつのことばが、たくさん出てきます。なにを言っているかわかるかな? |
7巻 |
|
![]() |
皿やしき(皿屋敷) 夏は、すずしくなるようにみんなが集まって、こわい話をします。きもだめしは、こわくないぞ!!って競いあうんですよ。 ぶすけ馬(武助馬) 日本にむかしからあるおしばい「歌舞伎」(かぶき)のお話。「ぶすけ」という人がとんでもない失敗をしてしまう、笑いをこらえるのが大変なくらい、おもしろいお話です。 うなぎ屋 夏は、うなぎを食べると暑さにも負けません。ニュルニュルしたうなぎ。うなぎ屋さんはこれをどうやって料理するのでしょうか? |
8巻 |
|
![]() |
七度ぎつね(七度狐) きつねやたぬきは、人を化かすと言われています。きつねに化かされないように気をつけて聞いてください。 八五郎ぼうず(八五郎坊主) 落語家さんや芸能人のようにお寺のおぼうさんもべつの名前があるのです。このお話のおぼうさんは、どんな名前になったでしょう。 もと犬(元犬) 犬が人間になりたいと、毎日おいのりをしていました。すると、神様が人間にしてくれました。犬が人間になったら、さあ、どんなことになるでしょうか? |
9巻 |
|
![]() |
犬の目 目のかたちは、人によってずいぶんちがいます。丸い目、細長い目、つり上がった目、ねこのような目。もし、人の目玉が犬の目玉と入れかえられたらどうなるでしょう。 くしゃみこうしゃく(くしゃみ講釈) くしゃみにも、いろいろなしかたがあるようです。この落語で、いろんなくしゃみをおぼえてみませんか? 牛ほめ まわりの人からほめられると、うれしいものですね。でも、よく考えてほめなければいけないのですよ。まちがったほめ方をすると、反対におこられてしまうこともありますから、気をつけてください。 |
10巻 |
|
![]() |
じゅげむ(寿限無) パイポパイポのシューリンガン…なんだかわからないけど、聞いているだけで楽しくて、自分でも言いたくなってしまいます。 夏の医者 江戸時代にも、お医者さんはいました。この話に出てくるお医者さんは、夏の暑い日、遠くの患者(かんじゃ)さんの家へ行くとちゅう、大きなヘビに出会います。さて、そのあとは… 花色もめん(花色木綿) 落語に出てくるドロボウは、ドジでマヌケな失敗ばかり。ドロボウをすることは悪いことですが、笑ってゆるせるお話です。 |
「定番+珍品 たっぷり二席」
四代目 桂文我
各巻2,200円(税抜)
耳馴染みのある演目と、滅多に演じられることのない珍品や復活ネタをカップリングさせた新企画。ライブの面白さを伝えるため、余程のキズ以外は編集せず。ブックレットには、演目解説の他に、録音当日の状況も紹介。全国の「桂文我の会」で録音した桂文我決定版のCD集。
--------------------------------------------------------------------------------
第一巻(APP-2001)
■らくだ (62分34秒)
石川県小松市『称名寺』本堂にて収録
三味線:かつら益美
鳴物:桂米平、桂まん我
■癪の合薬 (15分12秒)
広島県大野町『安芸グランドホテル』瀬戸の間にて収録
三味線:かつら益美
笛:桂まん我
鳴物:桂米平
● 制作協力:米朝事務所、小松かりんの会、子どもの本の専門店ピーターハウス
第二巻(APP-2002)
■住吉駕籠 (44分20秒)
第14回法泉寺寄席
滋賀県八日市市『法泉寺』本堂にて収録
三味線:かつら益美
笛・鳴物:桂米平、桂まん我
■能狂言 (27分49秒)
サマーカレッジ2001
東京晴海『ホテル浦島』にて収録
三味線:かつら益美
鳴物:桂米平
● 制作協力:米朝事務所、法泉寺寄席、メリーゴーランド、メルヘンハウス、クレヨンハウス
第三巻(APP-2003)
■替り目 (38分12秒)
福井県今立町『いまだて芸術館』にて収録
三味線:かつら益美
鳴物:桂宗助
■月宮殿星の都 (37分59秒)
第52回座間昼席落語会
神奈川県座間市『ハーモニーホール座間』にて収録
三味線:かつら益美
鳴物:桂米平
● 制作協力:米朝事務所、ハッピーチルドレン・古典落語会、ハーモニーホール座間
第四巻(APP-2004)
■ねずみ (41分47秒)
宮城県仙台市『秀林寺』本堂にて収録
三味線:かつら益美
鳴物:桂まん我
■佐野山 (29分51秒)
第51回座間昼席落語会
神奈川県座間市『ハーモニーホール座間』にて収録
三味線:かつら益美
鳴物:桂米平
● 制作協力:米朝事務所、新鮮・てらまち・北山プロジェクト、ハーモニーホール座間
第五巻(APP-2005)
■地獄八景亡者戯 (65分23秒)
第1回桂文我独演会
東京・銀座『博品館劇場』にて収録
三味線:かつら益美
笛・鳴物:桂宗助、桂まん我
■猫芝居 (12分55秒)
徳島市『徳島郷土文化会館』にて収録
三味線:かつら益美
鳴物:桂福矢
● 制作協力:米朝事務所、小松かりんの会、紀伊国屋ホール
第六巻(APP-2006)
■掛け取り (28分55秒)
石川県小松市『称名寺』本堂にて収録
三味線:かつら益美
鳴物:桂宗助、桂まん我
■占い八百屋 (39分53秒)
第1回文我ええもんの会
東京新宿『紀伊国屋ホール』にて収録
三味線:かつら益美
鳴物:桂米平
笛:桂まん我
● 制作協力:米朝事務所、小松かりんの会、紀伊国屋ホール
第七巻(APP-2007)
■船弁慶 (33分12秒)
宮城県仙台市『秀林寺』本堂にて収録
三味線:かつら益美
鳴物:桂米平、桂まん我
■小間物屋小四郎 (41分12秒)
第51回座間昼席落語会
神奈川県座間市『ハーモニーホール座間』にて収録
三味線:かつら益美
笛、鳴物:桂米平、桂まん我
● 制作協力:米朝事務所、紀伊国屋ホール、イシハラホール
●エーピーピーカンパニー●
tel :03-3268-3411 fax:03-3268-3414 mail:info@app-beya.com